市内某立体駐車場新築現場にてスラブコンクリート打設を行いました。
今回試験的に背負い式ポータブルバイブレーターを使用しました。
使用してみて良かった点は
(線持ち人員がいらない)
(圧送ポンプととの絡みを気にせず移動できる)
(線式に比べると弱いような気もするが気になるほどではない)
(打設準備及び片付けが楽)
(一見重そうだが背負うと気になるほどではない)
(エンジンによる騒音、排気等の公害による不安が削減する)
(バッテリー残量の確認やスイッチの入り切りを常に手元でできる)
悪い点及びネガティブな意見をのべると
(バッテリー駆動時間が短い※連続使用だと3時間程度か?)
(リース料金が高い※線式バイブレーター1本+エンジン1台リース時の3~4倍程度のリース料)
(規模によっては軽便バイブレーターでも十分か?)
以上の点から結論を言うと、使いどころによっては十分活躍できるかと思います。例えば腰壁打設や犬走りの ような移動が多いが打設㎥は大したことない現場。民間住宅の小さい基礎など人員をかけたくない上に騒音などもシビアな現場、高層立上り打設等の足場に囲まれ終盤逃げ場の確保が難しい現場。ダメ穴ふさぎ等の建屋内部での打設。といったところで考えようによってはすごくいいのかもしれませんね。
どんどん便利になっていくこの時代に乗り遅れないよう試験的にいろいろと試し、良いところを見つけうまく取り入れていくこともこれからの職人会には大切なことだと私は思います。